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サッカーのPK戦とは?進行や決着方法、細かいルールを解説

サッカーにおけるPK戦とは?単純なようで実は奥が深いんです!

サッカーには、キーパーとキッカーが1対1で勝負するPKが存在しますが、皆さんはPK戦を知っていますか。

リーグ戦ではお目にかかることがないであろうPK戦ですので、PK戦に関する詳しいルールを知らない方も多いはず。そこでここでは、PK戦について徹底解説していきます。

単純なようで実は結構奥が深いのがPK戦。実際にPK戦を目にする機会があれば、本記事の内容を参考にさまざまな視点からPK戦を見てみてください。

目次

サッカーのPK戦とは

サッカーにおけるPK戦とは

サッカーのPK戦とは、両チーム交互にペナルティキックを行い、ゴール数が多い方が勝利する特別ルールです。(PKはペナルティキックの略称です)

通常の試合を通して決着がつかない場合、トーナメントなどのようにどうしても勝敗を決めなければならない時に、PK戦が行われます。

サッカーではトーナメント戦の大会がさほど多くないため、普段テレビで試合観戦をする際に見かけることは少ないのですが、例えば代表戦などで見る機会があります。

PK戦の進行方法

PK戦の進行方法

PK戦は「両チームがペナルティキックを繰り返す」という通常の試合の中では考えられない状況ですから、特別な進行が用意されています。

ここでは押さえておきたいPK戦の進行についてまとめました。

コイントスで先攻後攻を決める

PK戦が始まる前に、どちらのチームが先にペナルティキックを蹴るかを決めなければなりません。その決定方法には、コイントスが採用されています。

両チームのキャプテンと審判団が集まり、コインのマークを両チームに割り振ったうえでコイントスを行ない、マークが出た側のチームが先攻後攻を選びます。

ちなみにプロの試合ではありませんが、若い年代の大会や草サッカー大会などでは、コイントスの代わりにジャンケンをして先攻後攻が決められる場合も散見されます。

順番にPKを行う

コイントスで先攻後攻を決めたら、決められた順番に従って交互にペナルティキックを行います。

ここで注目したいのが、自分の応援しているチームが、先攻側なのか後攻側なのか。

実はPK戦では、先攻が約6割の勝率を誇っていることが研究で分かっています。先攻がゴールを決めた場合は後攻のキッカーに大きなプレッシャーが掛かりますから、それが影響していると考えられます。

もちろん必ずしも先攻のチームが勝利するわけではありませんが、「コイントスの段階から勝負が始まっている」と知って観戦すると、よりサッカーを楽しめるはずです。

PK戦の決着方法

PK戦の決着方法

PK戦はペナルティキックを両チーム交互に繰り返し行うものですが、単純に1回成功したり失敗したりしただけで決着がつくわけではありません。

もちろん一人一人のキッカーを見ていくと、成功したか失敗したかの結果は出ます。しかし最終的には、あくまでチーム成績で勝敗が決まるのです。

そんなPK戦の決着のつき方についても知っておいて下さい。

5人ずつPKを行った結果で勝敗を決める

PK戦では各チームごとに5人ずつキッカーを選定し、その5人がペナルティキックを決められたのか、それとも外してしまったのかで勝敗が決まります。

なおPK戦の定義としては「5人ずつ蹴った結果で勝敗を決める」と理解していただいて構いませんが、実際のPK戦では5人が蹴らずとも勝敗がつくこともあります。

例えば下記のように、あとの選手が蹴らずとも勝敗が決まってしまった段階で試合終了になります。

  • 後攻のチームが3本目を蹴り終えた時点で3点差がついた場合
  • 後攻のチームが4本目を蹴り終えた時点で2点差がついた場合
  • 先攻のチームが5本目を蹴り終えた時点で、後攻のチームが1点差で勝っている場合
  • 先攻のチームが5本目を決め、かつ2点差がついた場合

どちらかのチームが、その後すべて成功しても追いつくことができないスコアになった時点で、勝敗が決定されます。

それでも決着がつかない場合はサドンデス

両チームが5人まで蹴り終わってもスコアに差がない場合は、どちらかのチームに差が出るまでペナルティキックを繰り返すサドンデスへ突入します。

そのためPK戦には引き分けがなく、どんなに本数が増えても勝敗は決めるのが基本ルールです。よってPK戦に臨むキッカーは「自分が外したら負ける」「自分が決められず相手に決められたら……」と強いプレッシャーを感じています。

サドンデスは、試合を観戦している側にも緊張が伝わってくるぐらい緊迫感のある戦いです。観戦している試合がサドンデスまで進んだときは、ある意味ではラッキーだと思って、試合の行方を見守りましょう。

PK戦のその他ルール

PK戦のルール

PK戦については、その他細かなルールも決められています。知っておくとより観戦を楽しめますから、ぜひ一通り押さえておいて下さい。

PKに参加できる人数

PKに参加できる人数は、基本的には1チーム11人です。

しかし負傷や退場などにより試合中に選手が欠けてしまっている場合には、PK戦の時に参加選手の数を統一しなければなりません。例えば片方のチームが試合中にレッドカードを受け、10人になってしまったという場面では、11人のチームのキッカーを1人減らすことになります。

さらには試合終了時にピッチに立っていたメンバーのみがキッカーとして参加できるので、PK戦になってから選手交代はできないことを覚えておいてください。

攻撃側に関するルール

PK戦では攻撃側(キッカー)に関して特別なルールが定められており、万が一ルール違反をしてしまうと、たとえキックしたボールがゴールに入っても失敗とカウントされてしまいます。

具体的には、キックのための助走とフォームに関してルールが設けられてます。下記の2点を覚えておきましょう。

  • 助走を開始した後に、再び後ろに戻ってはいけない
  • 足を一度振ったら、戻してはいけない

要するにキックフェイトが禁止とされています。

なおボールに対して縦に入る助走ではなく、横移動を加えてからボールを蹴る選手もいますが、これはルールに違反していません。少々細かいですが、この辺りも知っておくと更に観戦を楽しめるでしょう。

守備側に関するルール

PK戦では守備側(ゴールキーパー)に関するルールも定められており、万が一ルール違反をしてしまうと、相手選手のキックをストップしたとしてもやり直しになってしまいます。

そのルールはシンプルで「キッカーがボールを蹴る前にゴールラインから両足が離れてはいけない」というものです。

キーパーからすればボールと体の距離が近いほどストップしやすいため、前に出て距離を詰めたくなるものです。しかし、それではキッカーとキーパーの公平性に欠けてしまうことから、このルールが制定されています。

そのほか、キーパーのチームが蹴る番では、キーパーがペナルティエリア外に移動しなければペナルティキックが失敗になってしまいます。PK戦の際に注目してみると面白いかもしれません。

その他の選手に関するルール

PK戦の際、キッカーとキーパー以外の選手は、全員がセンターサークル内で待機しなければならないというルールもあります。

自分のキックの番が来るまではセンターサークルで待機し、キックが終わったら戻ってくる。そして次の選手が再びキックしに行くという形です。

センターサークルから飛び出して待機している場合、カードの対象になる可能性があります。

次のトーナメントでは、PK戦に注目しよう!

サッカーにおけるPK戦は、トーナメント戦でのみ見れるレアな勝負です。

それまでの試合ももちろん面白いものですが、PK戦ではまた違ったドキドキ感を楽しめますから、PKにもつれ込んだ試合は「ラッキー」と思って観戦を楽しんでみて下さい。

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